デスク家具の必要性

デスク家具があることで仕事が充実するのではないでしょうか。

ダイニングテーブルは、ある意味で家の中心です。家族が朝、昼、晩と寄ってくるからです。朝は家族がそれぞれ出勤時間や通学時間に合わせて食事を摂ります。ご飯にお味噌汁、野菜に卵焼きを食べる父親がいれば、慌てて起きて来てト-ストに牛乳などを胃に押し込んで「時間がない」と言って飛び出してゆく大学生の息子もいます。ダイニングテーブルの一角では、おばあちゃんがみんなの行動を眺めながらご飯とみそ汁とお新香で食事をしています。中学生の長女は学校が近いのでまだ起きてきません。最後にお母さんと長女が向かい合い食事をしながらおしゃべりをしています。

長女を送り出したお母さんは、ダイニングテーブルに新聞を広げニュ-スを拾い読みしています。お母さんはカップに三分の一ほど残ったコ-ヒ-を飲み干すと、木製の椅子から立ち上がり食事の後片付けを始めました。一度部屋に戻ったおばあちゃんは、針仕事のセットと布きれを持って再びダイニングテーブルに座りました。椅子を回してスト-ブの熱がよく当たる体制になり針仕事を始めました。そしていつものように居眠りを始めるのです。   

チャイムが鳴りお母さんは玄関で宅急便を受け取りダイニングテーブルの上に置きました。小刀で紐をプツプツと切り、中身を見ます。「おばあちゃん、美味しそうなりんご」と言うと、1つ摘まみ出しておばあちゃんに見せます。おばあちゃんは手渡しでリンゴを受け取ると、鼻に寄せ「いい匂いがするね。いつもいつも有り難い、よく気が付く甥っ子がいて幸せだよ」とお母さんの顔を見て言いました。  

お母さんがおばあちゃんに昼の御飯の事を聞くと、昨夜の残り物でいいよと言いました。お母さんはやっとダイニングテーブルから離れると、洗濯物を干しに二階のベランダへ向かいました。戻ってくると、ハンディ-タイプの掃除機をかけ始めました。居間から、玄関方面から、二階からと時を刻むように音がする場所が変わってゆきます。ダイニングテーブルに鉛筆とメモ紙を持って座りました。縫い物をしているおばあちゃんに、午後から買い物に行くけれど欲しいものはありませんかと聞いています。  

軽い昼食を済ました後、お母さんは自転車で買い物に出てゆきました。おばあちゃんは仏さんに向かって念仏を唱えています。買い物から帰ったお母さんはダイニングテーブルの上に袋をどんと置きました。今日は長男の19回目の誕生日だと独り言を言いました。お母さんの買い物袋はいつもより大きくて重いのが分かります。多分、皆に内緒でお祝いのご馳走を作る食材がいっぱい入っているに違いありません。

4時前に長女が帰ってきました。お母さん、お腹すいたと言ってダイニングテーブルに座りました。おばあちゃんが羊羹を持ってやって来ました。これもお食べと長女の前に起きました。甘いもの大好きという顔をして、直ぐに口に運んでいます。

長男は何時に帰ってくるのだろうとお母さんは思っています。お父さんは忙しいから遅いだろうと算段しています。お父さん抜きで長男の誕生祝を始めるかとお母さんは決めたようです。